こんにちは!
ママリで編集長をしている湯浅です。ママリのコンテンツの編集全般と、編集チームのマネジメントを担当しています。
また、「変えよう、ママリと」という社会発信プロジェクトも担当しています。
これは何?
ママリのコンテンツ作りを担っている社内の編集担当者は約10名ですが、メンバーのほとんどが時短で働くママたちです。
そんなメンバーたちが活躍できる職場環境を整える上で意識していることを共有させていただきます。
コネヒトで時短で働く人ってどういう人?
コネヒトには、様々な理由から時短で働くメンバーがたくさんいます。
自分の時間を確保したい人、子供のために時間をとりたい人、他に仕事を抱えている人など。
中でも、育児と仕事を両立させているママが多く、メンバーは子供を保育園・幼稚園に預けた後に出社し、お迎えに行かなければならない時間までの5〜7時間をママリにコミットしています。
まだ子供が小さいママが多く、子供の体調によって出勤できないことも、早退しなければならないこともあります。
そんな職場で大切にしているのは、メンバー本人の実績を評価する仕組みと、メンバー本人がコントロールできない部分をチームでフォローし合う体制です。
時短ママが活躍する環境に必要な3つのこと
- 出勤率を考慮した個人目標の設定
- 個人タスクの可視化と共有
- 子供の顔が想像できる状況
それぞれ簡単に説明します。
1. 出勤率を考慮した個人目標の設定
まだ子供が小さいママの多くは、出勤して働ける時間が子供の体調や保育園・幼稚園の行事などに大きく左右されるため、時短で働いています。
そこで、メンバーの個人目標はそういった部分を加味した想定出勤率をもとに設定しています。
保育園・幼稚園や小学校の行事はもちろん、子供が体調を崩しやすい季節も、過去の出勤率からある程度予想できます。
例えば、入園、入学の時期は慣らし保育などの影響から出勤率が6割近くまで落ちますが、8月や9月は出勤率が8割に戻ります。
子供の行事や体調のように、ママ本人がコントロールできないことはできるだけ過去のデータをもとに想定し、評価に影響しないよう、目標を設定する時点で気をつけています。
2. 個人タスクの可視化と共有
2つ目は、子供の急な体調不良で出社できない、または早退しなければならい場合に備えて、個人が抱えている仕事内容とその期限をチームのメンバーと共有することです。
毎週月曜日に行っている定例会議で1週間の仕事量を共有し、毎朝実施している朝会で各自が進捗を共有します。
加えて、各自のひとつひとつの仕事がTrello(タスク管理アプリ)で可視化されており、担当者が急に不在になった場合でも、他のメンバーがフォローできる状態を作っています。
担当者は安心して子供に向き合うことができますし、フォローをする側のメンバーは、何をすべきか迷わず対応することができます。
3. 子供の顔が想像できる環境づくり
最後は、ママたちの子供たちと触れ合う機会を設けていることです。
コネヒトでは四半期に一度のペースで、家族で楽しめるようなイベントを開催しています。
オフィスで行うこともあれば、社外でピクニックを行うこともあります。
子供の年齢などによって、休みが多くなるメンバーはいます。
そういった場合は、他のメンバーがフォローをするのですが、「いつもあの人は休んでいる…」というネガティブな感情を抱かないことが大事だと思っています。
家族イベントを開催し、一緒に仕事をしているママの向こう側にいる子供たちが想像できると、休んだ本人ではなく、体調不良である子供に目が向きます。
そうすると、急な休みが続いても、休む本人に対するネガティブな感情を抱くことがなく、仕事上のお互いへの配慮をスムーズに行うことができます。
まとめ:時短ママが活躍する環境に必要な3つのこと
1. 出勤率を考慮した個人目標の設定
- 急な休みなどを加味した出勤率を想定する
- 本人がコントロールできないことを評価しない
2. 個人タスクの可視化と共有
- 朝会で個別タスクを共有しフォローしやすく
- タスクの可視化を徹底する
3. 子供の顔が想像できる環境づくり
- 子供の体調を心配しあえるように家族イベントを開催
- 急な休みからのネガティブな矛先を本人に向けない
以上、みなさまの参考になりましたら幸いです。